これから定期的に建築やそれに関連すること、もしくはまったく関係ないことを書いていこうと思います。

 

第一回はトイレです。

 

トイレについては色々な思い出があります。

まず思い出すのはアメリカに留学した時のトイレです。初めての寮生活で緊張していたところに遭遇したその光景はなかなか衝撃的でした。そこの大便器にはドアがついていませんでした。

外れているのかと思いましたが、そこのトイレにはどれもドアが付いていませんでした。でも、ドアなしトイレは、スーパーや公共施設では見なかったので、やっぱり壊れていたのかもしれません。 

次に思い出すのは、それまで洋式しか使ったことがなかった自分が和式便所を使おうとした時のことです。海外から日本に戻ってきて間もないことです。今では外国人のためにトイレに使用方法が絵付きで説明されている場所を見ることもありますが、もちろん、当時の小学校のトイレにはそんなものはありません。

さんざん悩んだ挙句、逆に座って使用しました。しかも最悪なことに、それをクラスメートに上から覗かれて挙句、言いふらされたのがショックで、しばらく和式は使えませんでした。 

最後もアメリカですが、これは私が野球チームで働くようになった時のことです。そこの休場は築１００年近くの古い球場だったのですが、一番奥のトイレには日本製のウォッシュレットが付いていてビックリしました。

なんでもかつて所属した日本人選手をリクルートするために付けられたものだったそうです。私がいた時にも日本人選手がいましたが、冗談なのか本気なのか、そのチームを選んだのはウォッシュレットがあるからだと言っていました。

 トイレによってその場所の印象が変わる。

そんな話でした。

それでは、また！